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西多摩建設業協会について
理事長挨拶

 令和3年4月1日に、西多摩地域全域の建設事業者が集う唯一の団体である西多摩建設業協同組合が一般社団法人を設立しました。組織として協同組合は残りますが、建設業の発展促進、防災事業、地域貢献、行政協力など組合の担ってきたほとんどの事業は西多摩建設業協会が引き継ぐこととなります。
 一般社団法人西多摩建設業協会の定款は特徴的です。第4条(目的)で建設業として公益性、社会的貢献を目指すことを明確にしています。そのため第5条(事業)になすべき事業を「建設業の発展」「地域貢献」「防災」などに内容ごとに分類し具体的に34項目を列挙しています。どの条文も西建協が数十年にわたり実施してきたことを整理したものです。つまり実績があることを列挙したと自負しています。この定款は、西建協に参加する西多摩の地元建設業の気概を対外的に明確にするとともに、我々自身が過去の先達の積み上げたことを再認識し更に前に進む指針として策定しました。(定款の詳細は当HP「活動報告」に掲載)
 今回、縁あって私が初代理事長に推挙していただきました。社団法人協会の理事長としては初代ですが、初代理事長に岩浪力蔵氏が就任されて以来、70年をこえ、通算すると私で12代目となります。歴代理事長、役員をはじめ組合の努力により支えられてきた永きに亘る先人達の偉業と歴史に思いを禁じえません。このように設立時から皆で助け合ってここまで来ました。この精神は不変です。それを礎に新たな時代に適応し意見や知恵を結集し新たな道を切り開いていきます。(当HPの「西多摩建設業協同組合」でいままでの歴史を掲載)
 コロナ禍はいまだ治まらず、終息後の社会の変化にも多くの不安があるなかでの船出となりました。私も含め若く経験の浅い理事、委員たちです。しかし、チームワークも良く前向きなメンバーばかりです。
 関係者の皆様方にはこれまでの運営にご理解とご協力を賜り深く感謝申し上げるとともに、これまでにも増してのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

 

西多摩建設業協会 理事長  榎森厚志